久しぶりの更新。
最近の上海はかなり正常に近づいてきました。職場でもほぼ全員が出勤しています。相変わらずどこに行くにも72時間以内のPCR陰性証明が必要ですが、店内飲食も始まり、普段の生活に戻りましたね。まぁ2日に1度のPCRが普段の生活と思えてしまうのが異常ですけど。。感染者も数日ゼロが続いていましたが、まだポツポツと陽性者が出ていて、私の周りでもまだ自宅隔離になったと言う人などもたまに出ているので、この状況が当面続く様な気がします。
さすがにこれ以上コロナネタを続けたくは無いので、今回は久しぶりの時計紹介。
で、また似たような時計を買っちゃいました。MERKURと言うブランドの英国W10 オマージュウォッチ。
ダイアルはスモールセコンドの所謂ダーティーダースでケースの方はW10風のワンピースケース。この組み合わせはオリジナルのW10とは異なるみたいですが、オリジナルの再現性にはあまりこだわらないので今回はあえてこちらを選択。オリジナルに近いデザインの奴もありますが何故かこのデザインのだけセールで安かったのも後押ししました。。
外装の出来は良いですね。横幅は竜頭を除いて約37.5㎜ ボックス型の強化ガラス風貌は直径約33㎜。
ベゼル無しのワンピースケースは艶消しに近い繊細なヘアライン仕上げですが、側面は鏡面。側面もツヤ消しの方が良いかなと思いますが、悪くは無いです。この手の単純なケースは造形品質に欠けると、たちまち安っぽくなりがちですがこの時計は大丈夫です。
比較すると前のBALTANYの方が出来は良いかな、と感じますが、こちらもまぁまぁ良い出来です。
ダイアルもクオリティは高いですね。インデックスの周囲の余白がちょっと広過ぎて間伸びしてる様な気もしますが、まぁ見慣れたら気になりません。時分針は艶消しでセンターに夜光付き、変な安っぽさは無く及第点。リューズにはMERKURのロゴが入ってます。
裏蓋にはW.W.W.とブロードアローが彫られてますね。
サイズ、ケース形状が程良く、腕への収まりもちょうど良い感じです。ラグ幅は20㎜でキャンパスベルトが付属してました。クイックリリースのバネ棒付きなのは良いのですが、結構ゴワゴワした感じの硬めの生地で、クオリティはイマイチかな。
今は持ってきた自作のNATOに変えて使ってます。
ムーブメントは手巻きの6振動。説明によると自社仕上げのM01Dムーブメント 、、らしいですが、詳細はよくわかりません。まぁ中華ムーブである事は間違いないでしょう。コチコチ音が若干大きく、手巻きの感触も安っぽい気もしますが、精度は今のところ特に問題なさそうです。精度に期待もしてませんけど。
今回の時計はAliexpressでも売ってるようですね。現時点では2万円弱みたいですが、タオバオでの購入価格はセール値引き込みで536元。円安の今のレートだとちょうど1万円ぐらいでしたのでAliよりだいぶ安く買えたのかな?
3本目の中華ミリタリーウォッチでしたが、今のところどれも満足度大です。
さて、このMERKURと言うブランド、明らかにセイコーやロレックスのデザインをベースにした、私的にはちょっと萎えてしまうデザインの時計もありますが、ミリタリーウォッチを中心に結構良い感じのデザインの時計も作っているので前から注目はしていました。
特にこの38ミリのミリタリークロノグラフ。値段も3万円台で機械式クロノとしては激安。
機種名からして元ネタはブレゲのtypeXXの様ですが、他のミリタリーウォッチの要素を色々いい具合に取り込んでいて、個人的にはオリジナルと言ってあげても良いレベルに昇華してるんじゃないかと思います。(もしかして別にガチパクリ元がある?) ケース径38ミリというのも良いですね。私もポチる寸前までいきましたが、とりあえず保留中。買わずに踏みとどまってる理由はノーロゴバージョンが無いところだけなんですよね、、。
あまりにもノーロゴバージョンが欲しくてカスタマーサービスに下手な中国語で問い合わせまでしてしまいました。“今の物もロゴはグレーで目立たないから我慢して買ってよー“ 的な返信が来ましたので、どうも今のところノーロゴを作る予定は無い様です。
今回初めてMERKURの時計を買ってみてクオリティも結構イケてる事がわかったのでロゴ付きでも良いかな、と思い始めてます。
ではまた、、。
MERKUR W10 × dirty dozen dial
ムーブ: M01D 手巻き
風 防: ボックス型強化ガラス
ケース幅(mm) : 37.5
ケース厚さ(mm) : 12.0 風防込
防水 : 5ATM