ダニエルジャンリシャールのクロノグラフです。
これも10年ほど前、オークションで未使用品を入手しました。
ダイアルは深みのあるダークブルー。12時に配した大きめのアラビア数字のみアプライドです。横三つ目クロノ。インダイアルは3時位置に永久秒針、9時が分積算針、6時に時積算針です。タキメータもついていて、ゴチャゴチャしがちな所をバランス良く上品にまとめてると思います。タキメータ。使い方は一応知ってますが、使い所がないですね。まぁ正直なところ、この時計に限らずクロノグラフ沢山持ってますが、ストップウォッチとしてすらほとんど使わないです。でもいいんです。好きなんです。
リュウズとプッシャーの高さがずれている事からもわかる様に所謂2階建クロノですね。
調べると、ETA 2824-2。定番ETA2824の上にデュボア・デプラ社のクロノグラフモジュールを載せてるようです。
分、時の積算がeta7750の様にカチッとステップで変わるのではなく普通の時分針同様に連続的に動きます。個人的には7750式の動きの方が好きですね。読み取りもしやすいですし。
同じ理屈で言うとクウォーツ秒針のステップ運針も良さそうなんですが、そっちは好きじゃないんですよね。分かる人には分かってもらえると思います。
もし機械式で秒針もステップ運針のムーブメントがあったらそれはそれでカッコいいだろうなと思いますが^ ^
６本のビスで固定された裏蓋はドーム状にふくらんだ形状でクラシカルな印象です。表示もブランドロゴ、シリアルナンバーとモデルナンバーのみでシンプルでいい感じですね。
シリアルナンバーは画像処理でボカしてます。何本作られたかは分かりません。私のは3桁なので数百本かなと思ってましたが、ネットで検索すると4桁番もある様なので、意外に沢山生産されたのかもしれません。
ケースサイズは37.5㎜最近のクロノグラフとしてはかなりコンパクトな方ですね。なんだかんだ言って日本人にはこのぐらいのサイズが使いやすいですね。厚さの方はクロノグラフなのでそこそこありますが、それでも14㎜に抑えてあります。
腕回り175㎜着用画像です。
元々付属していたベルトは竹斑のクロコダイルベルトでした。クオリティは素晴らしく、今まで所有したベルトの中で断トツの高級感でしたが、残念ながら既に駄目にしてしまいました。今思えばもっと丁寧に扱ったら良かったと後悔しています。今付けてるのは自作のものです。
17世紀の天才時計師のダニエル・ジャン・リシャールがスイスで創業したブランド。との触れ込みですが、長い休眠の後1988年に復活したとの事ですので、歴史があるのは名前だけで実質は比較的新しいブランドと思って良いでしょうね。とは言っても、よくある名前だけのファッションブランドではなく、ジラール ペルゴと同じグループですので時計の作りは間違いありません。
その後ダニエルを取って「ジャン・リシャール」になりました。ジャンリシャールだけの方が響きもロゴもスッキリしていいですね。
さて、プライベートでちょっと大きな環境変化を迎えていてバタバタしており、更新が久しぶりになってしまいました。
まだ落ち着いてはいないのですが、落ち着いたら新しい環境を生かした記事を書こうかなと思ってます。
では。
Daniel Jeanrichard Bressel 25042
ムーブ :ETA2824-2 Chronograph
風 防： サファイアクリスタル
ケース直径(mm) ： 37.5
ケース厚さ(mm) ： 14.0
ブログ村ランキング参加中♪
please click !
↓
