Sinnの144。クロノグラフです。
数あるsinnのモデルの中ではイマイチ存在感が薄い様な気もしますが、ブログのアイコン画像にするぐらい個人的には大のお気に入りです。
コンパクトなサイズ感のケースは艶消しで目立ち過ぎず、それでいてクロノグラフの赤い針がアクセントになって良い感じ。曜日表示はドイツ語です。
ステンレスベルトなので年間通して稼働率高いですね。
公称サイズを調べてみると、直径41㎜、厚さ14.5㎜と意外に大きいんですね。
まさか40 ㎜ミリ超えてるとは思いもしなかったです。本当かなと思って自分で計測してみましたが、たしかに41㎜ありました。
ケース最大径より一回り小さい径のベゼルとインナータキメーターの所為でしょうか。たしかに本来の文字盤という意味では大きくは無いですし、クロノグラフだから文字盤の密度が高いのも一因かもしれないですね。
同じsinnの103も41㎜ですが、144の方が断然小さい印象でした。
で、二つ並べてみました。
どうですかね。こうして写真で見ると、、、よくわからないですね。
私の頭の中には実際の着用したサイズ感がインプットされてしまっているので、むしろ144のコンパクトなイメージに引っ張られて103てこんなに小さかったかな?と感じてしまいます。
とにかく言いたいことは144はコンパクトに感じると言う事です、、。
あらためてディテールを眺めると、シンプルで研ぎ澄まされたデザインだと言う事に気づかされます。各部分がプリミティブ形状の組み合わせで構成されていて、複雑な曲面や造形処理はほとんどありません。
計器として要素を絞り込んだ硬派なデザイン。バイクで言えばネイキッドの様と言ったら良いでしょうか。
ある意味Sinnのコンセプトを最も体現しているモデルの一つと言っても間違いでは無いのではないかと。
ケースバックはソリッドバックですが、この裏蓋の無駄のない造形なんかもカッコいいなぁと思ってしまいますね。
硬派な144にはソリッドバックが良く似合います。
さて、時計を購入する時は何らかの理屈を探してそれを自分や家族への言い訳にしたりします。無論デザインがとても気に入った。と言うのは前提としてあるのですが、この時計を選んだ理由の一つは、
「私と同い年だから。」
製造年じゃ無くて発表年が、、。^_^;
誰がなんて言おうと、買う理由としては十分です。年がバレますね。
困った事に今度は製造年が同い年の時計も買いたくなってしまいます。セイコーならシリアルナンバーで月まで分かるので、生まれた月まで同じ個体を入手する事も可能なんですよね、、。
つくづく集める事が目的にならない様には気をつけましょう。
ではまた。
Sinn144.ST.SA.
ムーブ :ETA7750(自動巻)
風 防: サファイアクリスタル
ケース直径(mm) : 41.0
ケース厚さ(mm) : 14.5
重量 :164g
竜頭 :ねじ込み式
クロノグラフ:タキメーター/パルスメーター表示
防水 : 20 bar
日付、曜日表示 :ドイツ語