セイコーの海外モデルです。
10年程前にヤフオクで中古購入。 若干外装の状態と日差が良くなかったのでかなり安かった記憶があります。今は自分で出来る範囲で調整して日常使いには問題ないレベルにはなってます。 幅31㎜、高さラグ込みで40㎜のケースは、横から見るとサーフィンのロングボードの様な形をしてます。上下左右そして裏表もシンメトリーな美しいデザインだと思います。裏表までシンメトリーというのはとても珍しいですよよね。厚さは12㎜ほどあるので、塊感があると言うか、コロンとした可愛らしいプロポーションです。 一方でフェイスは落ち着いた、極々真面目なデザインです。ベゼルは四隅をビスで固定していて、デザイン上のアクセントになっていますね。 裏蓋もビスどめです。中央に大きく書かれたSEIKO AUTOMATICロゴの墨入れはゴールドですが、いやらしい感じは無くて、とても上品な印象。フェイスに関してもセイコーロゴは植字、インデックスもシンプルですが立体感があって良い感じです。風防もケースの2次曲面に合わせてカーブさせた専用ガラスだと思います。 想定売価がいくらなのか知らないですが、外装に相当コストかかってるのではないでしょうか。
純正のブレスは1連タイプ。鏡面とヘアラインで擬似的に中間コマがありそうに見せてる奴です。分割してないコマを分割してる風に見せてるブレスは個人的にあんまり好きじゃないんですが、これは良く出来たブレスですね。前に紹介したベビーツナSRP637の付属ブレスも同じ構成ですが、裏から見るとペタンとしていて擬似分割があからさまなのに対して、このブレスは裏から見ても一応分割してる風に見せているし。バックルも観音開きタイプだし。 このクラスの時計のベルトとしては出来過ぎと言っても良いレベルだと思います。 左:SRP637ベビーツナ付属ブレス 右: SNH001付属ブレス
SRP637ベビーツナ付属ブレスの裏
SNH001付属ブレスの裏。裏まで中間コマがある風に作り込んでありますが、実際は一体です。
と、ベタ褒めしておいてなんですが、このデザインで金属ベルトだと少しドレッシーに振れすぎて普段のファッションに合わないので、出動頻度がどうしても上がらないんですよね。で、写真を見てもお分かりの通り、結局コイツもレザータイプのNATOに付け替えて使ってます^ ^;
でも遊環が極太線材の丸みのある物なのでちょっと合わないかな。普通のレザーベルトの方が良いかもしれませんね。
ラグ幅20㎜なんで、色々と試せそうです。
参考まで腕回り175㎜の着用画像です。
この時計は品番でググっても情報少ないですね。(日本語では某時計屋さんのページが唯一かな) ほとんど日本には入って来ていなかったのか、中古市場でも出る事は稀なかなりレアなモデルと言えるでしょう。まぁ高価な訳では無いので気軽に使ってます。
ではまた。
SEIKO SNH001K1 4225-00A0
ムーブメント:cal.4225(21石)
ハードレックス カーブドガラス
ケース幅(㎜): 31
ケース高さ(㎜): 40 (ラグ込)
ケース厚さ(㎜): 12
日常生活防水(おそらく)
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