お気に入りの一本。
チュチマのDI300です。
Tutimaと言えばミリタリークロノグラフが有名ですが、私の持っているのは３針の300mダイバー DI300と言うモデルです。
まぁ時計好き以外では「Tutimaと言えば、」というか「Tutimaってなに？」だと思いますが、その辺のマニアックさもお気に入り要素の一つです。
チタン製の軽い（126g）ケースに加えて300m防水はとても安心感がありますね。
シンプルなバーインデックスとチャプターリングに配したアラビア数字で視認性も抜群。非常に使い勝手が良いのでここ数年で最も出番の多かった時計だと思います。
オレンジの秒針がモノクロの中でアクセントになっていい感じですよね。
有名なミリタリークロノグラフを彷彿とさせる形状の塊感のあるケースやフラットに近いベゼル、そして艶消しチタンの鈍い輝きは男心をくすぐります。
気に入ってヘビーローテーションで酷使した結果、見ての通りかなりの傷だらけ。
最初は気になっていた傷もここまで来ると、今さら一つや二つ増えても怖いもの無しの領域。趣味の川遊びなどのアウトドアにもガンガン使ってます。海外出張などの際もついコイツを選んでしまいます。ルミナスポイントもいつの間にか取れてしまいました。
でも、この手の時計は傷も魅力の１つだと思ってます。特に自分でつけた傷であれば尚更です。
とは言えルミナスポイントは自分で直してみようかなと画策中ですが。
ケースサイズは43.8mmとかなり大きめ。厚さは12.5mmでケース径と回転ベゼルがついている事を考えると抑えられている方じゃないでしょうか。入手した時に、思ったより薄いなと思いました。
チタンの軽さに加え、かなり下向きに伸びているフラッシュフィットの角度のためか、着用感はすこぶる快適です。
ねじ込み式のリューズにはチュチマのTマークが凸で描かれてますね。ムーブメントはETA2836-2なので、曜日表示がドイツ語と英語のバイリンガル。ドイツ語で合わせてさりげなくジャーマンウォッチを主張してます。もちろん誰も気付きませんが^ ^
ご参考まで、手首まわり175mmが着けるとこんな感じになります。
デザインの武骨さ、気を使わないで良い頑強さ、視認性の良さ、知る人ぞ知る／知らない人は全く知らないチュチマのブランドイメージ、どれをとっても私にとって理想に近い一本です。
調べると既にこのモデルはディスコンになってしまったようですね、非常に残念です。
他にもオレンジや黄色の文字盤のタイプもあったと思います。中古なら時々出る様ですが、程度の良いものはどんどん減ってくるでしょう。欲しい人は見つけたら即ゲットだと思います。
大分傷んで来てるんで価格次第ではもう一つ買っても良いかも、と思わせるぐらい、良い時計です。オススメです。
TUTIMA DI300 629-02
ムーブ :ETA2836-2(自動巻)
風 防： サファイアクリスタル
ケース直径(mm) ： 43.8
ケース厚さ(mm) ： 12.5
重量 ： 126 g
竜頭 ： ねじ込み式
ベゼル ： 一方向回転ベゼル
防水 ： 30 bar
日付、曜日表示 :ドイツ語 英語
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