ハミルトンカーキネイビークラシックH774150
ハミルトンと言えばベンチュラやジャズマスターなど代表的なシリーズがいくつかありますが、何と言っても外せないのがカーキシリーズですよね。その中でもシンプルな手巻きモデルは、ミリタリーウォッチの定番中の定番。ミリタリー系の時計に目がない私としては持っておかねばならないなと思いながらも、まだ手に入れてません。
で、このモデルもカーキシリーズの一つフロッグマンと呼ばれているモデルです。アメリカ海軍の特殊潜水部隊モデルがオリジナルとの事。
G-shockにも同じニックネームがあって、そっちも持ってますが、残念ながら電池切れ&加水分解でネイキッド状態です。G-shockの加水分解問題、最近の物は大丈夫との話もありますが、ホントの所どの程度解決してるんでしょうね、いくつか持っていたG-shockですが、どれも90年代の物だったので加水分解で全てご臨終です。あのボロッと崩れる悲しさを経験すると怖くて買えないです。
さて、ハミルトンに話を戻して、
この時計の最大の特徴である特大の竜頭が目を引きます。
実は見えているのはネジ込み式のカバーで実際の竜頭は普通以上に小さいです。
正直小さくて若干回しづらいですね。でも安心感はあります。普通のねじ込み竜頭と違って単なるネジ式キャップなので押し回しとか必要無く、ネジを破損させる心配もほとんど感じません。まぁどれだけ防水に効いているかは分かりませんが。
この竜頭キャップを曲げたワイヤーで本体に留めつけている所がなんともクラシックでカッコいいです。
ケースは径40ミリ。厚さも12ミリで抑えてあり、いい感じのサイズです。しかもフルチタンなので見た目に反してとにかく軽い。
ムーブメントはETA 2895-2、定番ETA2892の6時スモセコ版ですね。ローターにレーザー刻印でハミルトンロゴが入ってはいますが、それ以外はいたってノーマルな仕上げです。この時計の性格を考えるとソリッドバックでも良かったかな、、。
同形状でH774450という全面マットフィニッシュのモデルがあってそっちの方が断然好みなんですが、こっちの赤いスモセコも良いですよね。
ベルトは三連で真ん中のコマだけが鏡面です。
ベルトだけでもNATOかレザーに変えてグロス感を抑えてみようかなと画策中です。
この時計もだいぶ前にディスコンしてます。中古なら今でもたまに見かけるのでそこそこの数は販売されたんでしょうか、残念ながらプレミア付いている感じじゃないですね。一応後継としてはカーキネイビー オープンウォーターになるようですが、、、いや、全然違うでしょ。このモデル同様に竜頭カバーが付いていますが、それ以外はデザインコンセプトが全く変わってしまってダイバー・スポーツ系ですね。まぁデザイン的には、カッコイイです。嫌いじゃないです。でもカーキシリーズなんだから、もうちょっとはミリタリー臭残して欲しかったなあ、、と。
基本デザインはそのままでマットフィニッシュ×赤スモセコ×ソリッドバックで復刻したら絶対売れると思うんですが、いかがでしょう?
ではまた。
HAMILTON Khaki Navy Classic H774150
ムーブ :ETA2895-2(自動巻)
風 防: サファイアクリスタル
ケース直径(mm) : 40.0
ケース厚さ(mm) : 12.0
防水 : 200m