トケイノヲト

趣味の時計 記録簿 現在上海赴任中

SEIKO SPIRIT MECHANICAL SVCS003

SEIKO SVCS003 です。今は無きスピリットメカニカルシリーズですね。

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当時はまだ新型だった6Rを搭載し、Made in JAPANにもかかわらず実売では2万円台の店も少なく無かったかと思います。そのコスパの高さが国内外のセイコーファンの間で話題になっていましたのでご存じの方、持っている方も結構多いんじゃないでしょうか。
事実上の後継機としてSARB033が販売中ですね。付属ブレスのデザインの違いが大きいですが、ダイアルデザインも細かく見ていくと、間違い探しレベルで結構違いがあります。
ブレスレットに関してはコストが結構かかってそうな無垢の7連。少々クセがあって好みが分かれそうなデザインですが、フラッシュフィットも無垢でしっかりしていて、つけ心地は良いです。
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個人的にはこのデザインも嫌いじゃないですが、SARB033のスタンダードな3連ブレスの方がシーンを選ばず使いやすいし、一般受けはするだろうなと思います。
最近、少し飽きてきて稼働率下がってきたのでオリーブグリーンのNATOベルトに換装して気分転換して使ってます。ガラッと雰囲気変わりますね。
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約38㎜のケースサイズは腕回り175㎜には大きすぎず、小さすぎず。正にちょうどいい感じです。

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レザーNATOも試してみました。こちらもナカナカ渋い感じで悪くないですよね。ホントNATOベルトって交換が簡単だし楽しいです。

裏はスケルトン。画像は加工してぼかしてますが製造番号57〜なので2005年7月製造でしょうか。オーバーホール歴ありませんが、全くもって快調です。
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実は現行のSARB033とはムーブメントも微妙に異なるそうで、この時計に搭載されているのは6R15A。いわば第一世代。現行品は6R15Dまであるとの事なので、A→B→C→Dと3回のマイナーチェンジがなされている様です。具体的にどこが変更されたのかは知りません。精度や姿勢差が良くなったいうレビューや書き込みなどをチラホラ見かけますので、そうなのかもしれません。そうだとすると、なんかちょっと悔しいですね〜^_^
ただ私はその差を認識出来るほど敏感では無いのですが、、。
でもよく考えたら、そもそもユーザー視点での改良とも限らないですよね。例えば製造コストを下げるための変更とかもあり得ます。うん、きっとそう言う部分もあるに違いない( ←根拠無し。嫉妬から来る完全なる妄想ですヨ。)

最近ではパワーリザーブが70時間に強化された6R35。曜日、パワーリザーブ表示追加の6R21など派生ムーブも出て来てます。という事でこの場では無理矢理ポジティブに、6R15Aは「書籍で言えば初版本。6Rジ・オリジン」と言う点を尊重しておきましょう^ ^
ちなみに正規オーバーホールに出すと最新に交換されると言う噂もあります。

この時計、操作感はピカイチ。大きめの竜頭の扱いやすさ、時刻合わせの時の針と竜頭のブレの無いキビキビした感じ、そして何より巻いた時の音や感触が他に持っているETA機などの感触と比べて断然気持ちいいです。機構については詳しく無いのでその理由まではわかりませんが。
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ホントによく出来たモデルだと思います。スタンダードなデザインですので使い勝手良いですし、クオリティーも間違いなく価格以上です。SARB033なら今でも購入できますが、そちらもあまりのコスパディスコンの噂が絶えません。気になっていらっしゃる方は今のうちに買っておいたほうが後悔は無いと思いますよー。
ではまた。

SEIKO SVCS003
ムーブメント:6R15A
ケース直径(㎜):38.4
ケース厚さ(㎜) :11.2
サファイアクリスタル風防
バックスケルトン仕様
10気圧防水
日本製

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