トケイノヲト

趣味の時計 記録簿 現在上海赴任中

続・素人時計ガラス研磨 歪みの確認

前回のガラス研磨ですが、部分的な研磨なのでガラス面の平面は歪んでいるであろう事は書きました。
tokeinaut.hatenablog.com
とは言え普通に眺める限り歪みは全くと言っていいほど認識できません。しかし磨いた以上かならず歪んでいるはずです。実際にはどのぐらい歪んでるのでしょうか?
気になったので、簡易的にですが確認してみる事にしました。
確認の方法については、何か規則的な模様を風防に映り込ませ、その模様の歪みを観察すればガラスの歪みを分かりやすく認識できると考えました。
早速PCで適当に格子パターンを作成し全画面表示に。そしてPC画面の前に時計を持って来て様々な角度に動かしてみました。
こんな感じですね↓
f:id:tokeinaut:20200709172902j:plain
正面に近い角度ではわかりにくいですが、かなり浅い角度にすると格子ラインの歪みが確認出来ました。
6時側からの画像↓ やっぱり歪んでますね。
f:id:tokeinaut:20200709172939j:plain

ちょうど磨いた部分、ガラス面奥側の12時から1時にかけて格子の直線が曲がってるのがわかりますでしょうか?

3時側からも確認してみましょう。↓
f:id:tokeinaut:20200709173004j:plain

こうして見ると、思った以上に歪んでる事があらためて確認出来ました。でも逆に言えばこの程度の歪みでも日常環境の中では全く認識出来ないと言う事も出来ますね。

この方法では数値的な測定は出来ないのであくまでも感覚的にはなりますが、目視では分からないガラスの歪みが容易に確認出来る事がわかりました。中古で購入した時計風防のチェックにも使えそうですね。
結局は普通に目視して気にならなければそれで良いので、この検証に大した意味は無いかもしれません。
まぁ私としてはこれからもガラスに小キズがついたら前回の方法で磨いて行きますし、上記の歪みを含めても前回の磨き方がオススメの磨き方だと言うのは変わりありません。

邪道な研磨方法をブログで公開した手前、前回の様な磨き方をすれば厳密にはこんな風に凹みますよ、という事も併せて紹介する方が誠実かなと思って記事にさせていただきました。

ではまた。



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